トラベルアドバイザー HAJIME

元旅行会社勤務のHAJIMEです。 国内旅行を中心に旅行のちょっとしたアドバイスを書いて行こうと思います。 ちょっとしたことですが、知っているとかなりお得になると思いますよ。

チップ

 日本では、チップという風習は有りません。

 でも、旅行においては出す場合が有ります。
 チップとは呼びませんが、「心付け」とか「寸志」という言い方をします。


 今はやる人も少ないのかと思いますが、自分が旅行業界にいた時には普通に行われていました。

 団体の貸切旅行の場合、観光バスのドライバーやガイドさん。旅館のメイドさんにです。

 観光バスの場合、ドライバー・ガイドの宿泊費はお客様の負担となるので、宿泊先から請求が有りますので、支払えば良いですし、旅行会社からも見積もりにも書かれていると思います(遠方で飛行機などを使い現地のバス会社を利用した場合は、バス会社の車庫に帰る場合も有りますので、その場合は不要です)。お昼はどうでしょうか?ドライブインから請求がある場合も有りますが、通常は乗務員は自腹で支払っております。旅行会社の添乗員は無料の事が多いですが。
 安全運行は当たり前なのですが、気持ち良く運行してもらう意味も含めて、出発前に1泊2日で5000円程度、代表者の方から「お昼代も込みでね。」とお渡ししてもらいます。頂いた乗務員ももちろん悪い気はしませんし、コース変更や多めの休憩などのわがままも聞いてくれる場合も有ります。旅行でお酒が入るとどうしてもトイレの回数が増えてしまったり、観光地での集合時間に遅れてくる人がいたりする事が多々有ります。

 旅館のメイドさんへも同じですね。宴会前の代表者の方から3000円程度渡してもらいます。
 宴会ですので、どうしてもお酒が入って盛り上がると、通常2時間程度の宴会時間がオーバーしてしまう場合が有りますが、多少であれば融通をきかせてもらえる場合も有ります。


 あくまでも、お気持ちですので、絶対では有りませんし、会社や団体の貸切旅行の場合で、ツアーなどの場合には不要です。

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ゴールデンウイーク

 今年は、一般的には10連休ですね。

 今日ラジオで、ゴールでウイークの渋滞予想の話をしていました。例年よりも分散して30キロ渋滞とかが減るそうです。10キロ程度の渋滞は若干増えるそうですが。

 ということは、観光地も例年に比べれば若干空くのかなと思っておりますが、どうなんでしょうね。


 

 基本的に旅行するには、渋滞はするし、旅館やホテルも通常よりは高額で観光地も混んでますので、自分はあまり出ようとは思いません。

 観光業界は、繁忙時と閑散時で大きく金額が違います。これは、ホテルや旅館だけでなく、飛行機などの交通機関もそうです。その結果数日違うだけで、かなりの金額差が出てしまいます。
 お仕事の都合等もあるとは思いますが、同じコースならば多少日程をずらす事をおすすめします。

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公正取引委員会 立入検査

  先日、公正取引委員会楽天トラベル、エクスペディア、ブッキングドットコムの3社に独占禁止法違反の疑いで、立入検査検査を行ったというニュースが新聞等で報道されました。

 他のサイトや、ホテル自ら販売する料金よりも下げるようにと求めたとの事です。

 検査の結果はどうなったのかまでは報道されておりませんので、どうなって違反があったのかどうかはわかりませんが、難しいところですよね。

 ホテルの集客が旅行会社。それもインターネット販売の旅行会社に頼らざる得ない状況だという事が、浮き彫りになったのではないでしょうか?
 以前のブログにも書きましたが、全部が全部ではないでしょうが、ホテル旅館は旅行会社からの集客がほとんどなのが実情です。旅行会社無くしては、ホテル旅館は成り立って行かないのです。旅館の本音としては直接のお客様の方が販売手数料を旅行会社に支払わなくて済むので、良いのかもしれませんが、お客様が宿泊してくれない事には、どうしょうも有りません。

 ですので、有力な旅行会社からの多少の値引き交渉には応じないと、集客できないのです。

 2018年の旅行会社の売り上げ順位は、1位がJTBグループ(25社)、2位が楽天、3位が近畿日本ツーリストグループ(11社)、4位がエイチ・アイ・エスグループ(6社)、5位が日本旅行だそうだ。
 上位5社の内3社はグループ合計である。また、インターネット販売のみの旅行会社は2位の楽天だけである。他の4社は各所に営業拠点を持っている、いわゆるカウンター営業をしている会社である。

 そんな、インターネットのみで商売をしている楽天。本当に恐ろしいほどの集客力である。
 実際に、現在自分が旅行に行く場合でも、楽天トラベルを利用する事がほとんどでさる。


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全国ギャンブル場巡り

 まあ、ギャンブルをやらない方には興味ないお話です。

 競馬、競艇、競輪、オートレースと日本には公営のギャンブルがあります。日本全国に各レース場があり、それを巡るのはギャンブラーにとっては夢の旅何です。

 自分も以前は、多少ギャンブルをやっていたので、添乗員で行った時にはもちろんやりませんでしたが、プライベートで旅行した時には、いくつかのレース場に行った事があります。
 例えば同じ競艇場であっても、各地で全然雰囲気が違うんですよね。ギャンブルですので、やっぱり勝ちたいとは思うのですが、その雰囲気だけでも楽しいものでした。今は一切ギャンブルをやらなくなってしまったので、旅行に行っても行く事はないのですが、昨年関西に旅行に行った時、観光したすぐそばに奈良競輪場があり、もしレースをやっていたら、行ってしまっていたかもしれません。

 過去に行った、レース場は伊東温泉競輪、浜名湖競艇場福岡競艇場小田原競輪場川崎競輪場川崎競馬立川競輪場多摩川競艇場平和島競艇場大井競馬場浦和競馬場平塚競輪場。そして、今は閉場になってしまった花月園競輪場

 いつかは競艇大本山住之江競艇場にも行ってみたいですね。


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旅の楽しみ? ローカールニュース

 宴会が18時からある時は見れなかったのですが、自分が好きだったのは18時からのローカルニュースでした。

 今は夕方のニュース番組も局によって違いますが、必ずその地方の放送局からのローカルニュースがあります。その当時は18時から30分程度はそのローカルニュースの時間でした。
 そのテレビ局のアナウンサーが出演し、全国区では放送されないニュースが流れるのです。
 自分は旅行って非日常を求めるものであり、非日常を味わうべきだと思っています。ですので、普段見ることの出来ないニュースを見る事は大事な非日常なのです。

 もちろん、地元新聞であったり、読売や朝日などの全国新聞であっても必ず地方版はあるので、地名などは判らなくても目を通すのは楽しみの一つです。


 以前旅行会社時代、地方営業で静岡県に月に1回程度社用車で行っていたのですが、ラジオは地元の静岡放送SBSラジオ)を聞いていました。ニュースももちろんですが、コマーシャルも地元ローカルで大変面白いのです。パチンコ屋さんであったり、競艇や競輪のギャンブルであったり。

 なかなか味わえない、地方ローカルというのを味わうのも旅の醍醐味の一つだと思いますよ。

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地酒の勧め

 お酒を飲む皆さんは、旅行に行った時には何を飲みますか?

 一般的にはビールから始まり、今だったら焼酎でしょうか?自分が現役の時代はウイスキーの水割りが多かったですね。

 でもせっかくだから、日本酒の地酒を飲んでみませんか?もちろん九州では焼酎も良いですし、沖縄なら泡盛をお薦めします。

 実は、日本酒の酒造所って全ての都道府県にあるのです。沖縄にだって1軒ではありますが、あるんですよ。インターネットの時代ですので、通信販売で購入する事は可能なのですが、それでもやっぱりその地元で飲む地酒というのは格別のものです。

 お酒って、長い歴史でその地方の風土や気候にあった味があります。もちろん同じように料理も同じです。その両方を合わせるというのは最高なのです。
 沖縄料理には泡盛だったり、オリオンビールであるように。
 初めて沖縄に行った時に飲んだ、オリオンビールは最高に美味しかったのですが、お土産で買ってきた、オリオンビールはなんか今一歩という気がしました。やっぱりあの気候と沖縄料理に合うんですよね。


 旅館でも、料理に合わせてお酒を用意しているので、絶対に地酒があるかは判りませんが、一言聞いてみる価値はあると思いますよ。

 現役時代、添乗して宴会で日本酒の好きな方がいらっしゃると、「せっかくだから、地酒飲みましょうよ。」と勧めていました。

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旅行業って儲かるの・・・?

 バブルの時代には、旅行業界は大卒の就職希望先のベスト10に、JTBが入っていたり、ある意味人気商売でした。自分もそんな一人でした。

 確かに、その当時は社員旅行も社員全部でバス何台も貸し切って旅行に行くとか、打ち上げと称して旅行に行くとかありましたが、今やそんな時代ではなくなってしまいました。
 旅館の手配にしても、旅行会社に出向いて予約を取るというよりも、インターネットで予約(まあ、これも旅行会社が運営しているサイトなので、形態が変わったというんが正しいのですが・・・。)する。JRや航空券もインターネットで。

 自分が業界にいた頃とは、旅行業界の形態も大きく変わってしまいましたね。もちろん今でも、しっかりと顧客を掴み、営業をして以前と同じような形で利益をあげている会社もたくさんあるのですが。

 じゃあ、実際に旅行業者ってどの位の利益があるのでしょうか?
 自分がいた頃とは、多少違っているとは思いますが、旅行費用の10%程度の収益が標準的だと思います。

 本当に以前のようなバス何台口なんていう社員旅行もなくなってしまい、1団体で100万円を使う旅行なんて皆無なのではないでしょうか。例えあっても本当の利益は10万円程度ですからね。

 また、以前ではハウスエージェントと言って、大企業が子会社の旅行業者を作り、社員の出張や社員旅行、家族旅行などを取り扱っていたので、グループ会社内でお金を動かす事も出来たのですが、これまたインターネットの時代ですので、出張も少なくなり、宿泊を伴わない日帰り出張が多くなっているという話も聞きます。

 修学旅行も、以前は大量の人員が動き、参加者の減が少ないので、大手旅行会社が取り合ったものですが、今や子供の数も減っているので、それほど旨味のあるものではないのでしょうね。もう時効でしょうから、書くとすればバブル期には学校の修学旅行担当の先生が一言「夏休みに家族旅行に行きたいんだよな。」と言えば、宿泊クーポン券がそっと渡されたなんて話も聞いた事があります。そんな事をしてまでも利益も上がっていたし、逆を言えばそんな事をしないとライバルが多すぎて、取れない仕事だったんでしょうね。


 はっきりと言えば、そんなに儲かる業界ではないと思いますが、バスや航空券、ホテル等の法的整備がされて、適切な金額となっていると思うので、大きな利益も無いかわりに、しっかりとした地道な活動をしている会社は安定しているのだと思います。



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