公正取引委員会 立入検査
先日、公正取引委員会が楽天トラベル、エクスペディア、ブッキングドットコムの3社に独占禁止法違反の疑いで、立入検査検査を行ったというニュースが新聞等で報道されました。
他のサイトや、ホテル自ら販売する料金よりも下げるようにと求めたとの事です。
検査の結果はどうなったのかまでは報道されておりませんので、どうなって違反があったのかどうかはわかりませんが、難しいところですよね。
ホテルの集客が旅行会社。それもインターネット販売の旅行会社に頼らざる得ない状況だという事が、浮き彫りになったのではないでしょうか?
以前のブログにも書きましたが、全部が全部ではないでしょうが、ホテル旅館は旅行会社からの集客がほとんどなのが実情です。旅行会社無くしては、ホテル旅館は成り立って行かないのです。旅館の本音としては直接のお客様の方が販売手数料を旅行会社に支払わなくて済むので、良いのかもしれませんが、お客様が宿泊してくれない事には、どうしょうも有りません。
ですので、有力な旅行会社からの多少の値引き交渉には応じないと、集客できないのです。
2018年の旅行会社の売り上げ順位は、1位がJTBグループ(25社)、2位が楽天、3位が近畿日本ツーリストグループ(11社)、4位がエイチ・アイ・エスグループ(6社)、5位が日本旅行だそうだ。
上位5社の内3社はグループ合計である。また、インターネット販売のみの旅行会社は2位の楽天だけである。他の4社は各所に営業拠点を持っている、いわゆるカウンター営業をしている会社である。
そんな、インターネットのみで商売をしている楽天。本当に恐ろしいほどの集客力である。
実際に、現在自分が旅行に行く場合でも、楽天トラベルを利用する事がほとんどでさる。
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