トラベルアドバイザー HAJIME

元旅行会社勤務のHAJIMEです。 国内旅行を中心に旅行のちょっとしたアドバイスを書いて行こうと思います。 ちょっとしたことですが、知っているとかなりお得になると思いますよ。

LCC(格安航空会社)はお得?

 LCCとはローコストキャリア(格安航空会社)の事です。

 日本でも、ここ数年多くの航空会社が出来ております。国内路線だけでも、スカイマークAIR DO、ソラシドエア、ピーチアピエーション、ジェットスタージャパン、春秋航空日本、エアアジアジャパン、スターフライヤー、フジドリーム、アイベックスと11社も就航しております。既存航空会社は大きく分けると日本航空(日本トランスオーシャンや、日本エアコミュータなどのグループ会社含む)と、全日本空輸(エアジャパンなどのグループ会社含む)の2社。
 実際には、ピーチアピエーションは全日本空輸のグループ会社であるが。

(注)バニラエアという全日本空輸グループ会社もあるが、2019年10月を持ってピーチアピエーションと統合し運行終了予定なので、割愛します。


 例えば、今日現在(2019.2.14)で2019.02.27出発の東京(羽田空港)発福岡空港行き比較すると、最安値がスカイマーク991便(06:10発)で8890円。最高値が全日本空輸3847便(12:30発)で39490円。その差30600円もある。
 かなりの金額差である。これは絶対にお得である。


 ただ、LCCにもメリットがあればデメリットもある。

 
 メリットデメリット
LCC(格安航空会社)
・時間帯にもよるが、格安である。
・チケットを購入するタイミングにもよるが、
 格安である。(購入日が早いほど安い)
・航空会社にもよるが、旅行会社を経由しない
 ので、団体客がいない。
・変更が出来ない場合がある。(高いキャセ
 ル料金がかかる)
・ドリンク類も有料である。
・預け手荷物が有料の場合がある。
・主要空港の発着便もあるが、地方空港が主に
 多く、空港へまでの交通費や時間がかかる。
・座席間がやや狭い。
既存航空会社
・路線によるが、便数が多い。
・チケット種類にもよるが、変更可能である。
・機材にもよるが、ドリンクサービスや、WiFi
 等の無料サービス
・主要の大型空港の場合、搭乗口が近い。
・機材にもよるが、ファーストやビジネスなど
 のグレードアップが出来る。
・欠航の場合、他社振替やホテル等の手配をし
 てくれる場合がある。
・高い



 その他、細い違いはあるが、基本的な考えとしては、LCCは金額が安いがサービス等が少ない。既存航空会社はサービス等は豊富だが値段が高いと考えて良いと思う。

 飛行機に乗る時に何を重視するかによって、全てを総合して判断すれば良いのではないだろうか。


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